B.L(バトックライン)かW.L(ウォーターライン)どちらのオフセットデータを選択すれば良いかの基準は、誤差の大小で決まります。線図(正面図)でのステーションを表わす曲線の傾度がW.L 0の位置から高さ方向に約45°以内なら、B.Lのオフセットデータを選択し、高さ方向に約45°以上なら、W.Lのオフセットデータを選択するのが良いでしょう。 何故なら、線図(正面図)上において、傾度が45°以上の線上の1点から5mm程離れたもう1点への移動量はB.Lを使用した場合、W.Lと比べると、大きくなり、強いては誤差も大きくなるからです。 B.Lを使用した場合、Y=B.Lの値、Z=オフセットデータから読み取った、そのB.Lでの高さの値を入力します。 W.Lを使用した場合、Y=オフセットデータから読み取った、そのW.Lでの半幅の値、Z=W.Lの値を入力します。 ステーションの始点は[KEEL SIDE LINE(キールサイドライン)]、終点は[BOWCHOCK T.L(バウチョックトップライン)]、もしくは[BULWARK T.L(ブルワークトップライン)]とします。 [BOTTOM FLAT(ボトムフラット)](船底平面部)や[SIDE FLAT(サイドフラット)](船側平面部)の値もB.L、及びW.Lオフセットから読み取って、一緒に入力しておきます。 注)[SIDE FLAT]の半幅と高さが[BULWARK T.L]の半幅と高さより大きい場合は、[SIDE FLAT]を終点とします。 注)[SIDE FLAT]の半幅と高さの座標値が[BULWARK T.L]の半幅と高さの座標値と近い場合は数値が大きい方を終点とし、小さい方は省略して下さい。 (例)ST.x [KEEL SIDE LINE]、[1.0B.L]、[1.5B.L]、[2.0B.L]、[2.5B.L]、[3.0B.L]、[BOTTOM FLAT]、… [SIDE FLAT]、[3.0W.L]、[3.5W.L]、[4.0W.L]、 [BULWARK T.L] MS-Excelにオフセットデータの座標値を入力できたら、[ファイル]−[名前をつけて保存]で保存して下さい。
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